あとは出すだけ!最終チェック!

〒郵送編〒

履歴書・職務経歴書・送付状(あればハローワークの紹介状)が出来上がったら、早速送付しましょう。

文書の送付には「ビジネスの基本」というべきいくつかのルールがあります。

履歴書の郵送方法一つにも気配りがある、という好印象は採用担当の心に残るはずです。面接に行く前に配慮深い人柄を伝えることのできる有効な手段だと思って、封筒の中にあなたの気持ちも込めるよう、努めましょう。

履歴書 封筒挿入順番
●クリアファイルに入れる

送付状を上にして、作成したエントリーシートと共に、
クリアファイルに入れて郵送しましょう。「書類を大切に扱っていますよ」と、アピールすることができます。
また、クリアファイルがあると、万が一封筒が雨にぬれてしまった場合にも、
中身を保護してくれます。

(入れる順番には注意が必要です。上(封筒の表側)から①送付状、②履歴書、③職務履歴書の順番に重ねて入れます。)

●切手・・A4サイズの封筒は定形外郵便になります。

手紙(定形・定形外)の基本料金(日本郵便HP)

50gの重さまでは、120円で送ることが出来ます。
重さに不安があるようでしたら、郵便局で量ってもらいましょう

●その他・・

☆簡易書留・配達記録である必要はありません。
→受領時に印鑑が必要となるので企業側は歓迎しないようです。

☆速達である必要はありません。
→勿論間に合わなければ話は別ですが、締切に間に合うなら普通郵便で十分です。

 

(履歴書持参編)

ここまでは履歴書を郵送するケースを想定してお話ししましたが、持参の場合はどうでしょう?むき出しのままバックに入れておくのは問題外です。

面接官の中には、履歴書が一体何に入れられてきたかを気にする人も少なくはありません。 「封筒に入れて持って行く」というのが一番無難です。

その際、封筒の表面は企業の郵便番号や住所は書く必要はありませんが、次の2点は封筒中央に必ず書きましょう。

「○○会社御中」
「人事担当ご担当者様」

人事担当者の氏名と役職が分かっているときは
「人事部 ○○部長様」
と記入します。

封筒の裏面には自分の連絡先と名前を書いておきましょう。

そして、このとき気をつけなくてはならないのは、封筒には封をしないこと。添え状も不要です。そして、提出する際には封筒の表面を上にし、自分で封入口側を持ち、相手が持った時に封筒の天地が正しくなるように差し出します。「応募書類です。宜しくお願いいたします。」と伝え、一礼をして渡すようにします。この2点です。面接官にハサミを取りに行かせるようなことのないよう、注意しましょう。

このあたりのマナーは、ビジネスにおいて得意先企業や顧客などの書類を持っていく場合と同じです。ですから、キチンと行いましょう。もう面接が始まっていると思ってください。

ビジネスの世界ではこれらが「できて当然」だと考えられています。

これらをクリアして多くのライバルに差をつけましょう。