履歴書用紙の選び方

~パート・新卒・転職、それぞれに適している履歴書がある~

転職またはアルバイト・パート用、サイズ・枚数が異なる、履歴書の書き方の手引書が入っている・・・ 等、さまざまな用途に合う履歴書が用意されています。

ちなみに・・・

コクヨ株式会社の履歴書の種類は18種類。

ナカバヤシ株式会社の履歴書の種類は約5種類。

日本法令では約30種類。

アピカ株式会社では約10種類。

株式会社マルアイでも約4種類。

このように、メーカー5社を取り上げても、少なくとも67種類もの履歴書が販売されています。さまざまな用途に合わせた履歴書が販売されているので、自分の用途に合わせた履歴書を選びましょう!

 

まずは…用途を選ぶ!!

<JIS>JIS規格(帳票の設計基準)の様式に準拠している。印鑑欄がなく、 自己PR欄が少ない
タイプ。一般的によく使用されている。
<一般用>昔からさまざまな方面に使われているタイプ。 <転職用>履歴書用紙のほかに、自己の能力を積極的にPRできる職務経歴書用紙がセットされているタイプ。 <パート・アルバイト用>パート・アルバイトの応募に適した内容。希望職種・希望曜日時間欄があるタイプ。

l         JISとは・・・Japanese Industrial Standards(日本工業規格)の略称。

日本の工業標準化の促進を目的とする工業標準化法(昭和24年)に基づき制定される国家規格。

JIS画像

JISは、2013年3月末現在で、10,399件が制定されています。

 

 

 

(↓JIS履歴書)

JIS履歴書

(↓一般用履歴書)

履歴書 一般用

 

次に…タイプを選ぶ!!

<一般タイプ>履歴書と封筒がセットになった一般的なタイプ。 <多枚数タイプ>封筒なしの10枚入りのタイプ。 <手引き付タイプ>履歴書の書き方の手引書がセットになっているタイプ。

 

最後に…サイズを選ぶ!!

<B5>(B4判2つ折り)おなじみのサイズ。A4に比べてPR欄が少ない <A4>(A3判2つ折り)官公庁や企業で標準になったA判に合わせたサイズ。

 

パソコンの流行により書類サイズはA4が主流となっている、また職務経歴書はA4が多いということを考えて、A4で統一した方が見易いでしょう。

 志望先の志望企業から指定がない限り、自分に合った履歴書用紙を選んで構わないので、一番自分のことがアピールし易い履歴書用紙を選びましょう!

(例えば、趣味が少なめと感じる人は、趣味欄がない履歴書を選ぶ 等)

また、パソコンを使用する場合は、履歴書フォームをインターネットでダウンロードして作成すると良いでしょう。オリジナルの履歴書を作成する場合、市販のものと内容が異なると、書きたくない項目を削除していると考える採用担当者もいるので、よく考えてから選びましょう。
~使ってはいけない履歴書~
(フリーペーパーに添付されている履歴書は?

 100円ショップで売られている履歴書は?)

 

最近は、フリーペーパーの求人誌に履歴書が添付されていることがあり、その下部に小さくフリーペーパー名が記載されているものもあります。

その履歴書は、使って良いのだろうか。

タウンワーク 履歴書

使ったら不採用になる、とハッキリ明言されている訳ではありませんが、『ウチは間に合わせなのかな?』と志望企業が感じるのではないか、と恐れ、実際には使用しない人が多い様でした。

※ただ、そのフリーペーパーに掲載されていたアルバイトに応募する場合は、使用してもあまり問題はありません。

 

企業にとって失礼にならない様に、フリーペーパー添付の履歴書は、自分の練習用等に使う等する方をおススメします。
100円ショップで販売されている履歴書を使用しても良いか。
100円ショップ履歴書

 

100円ショップで販売されている履歴書の特徴は、

  • 携帯電話、メールアドレス記入欄が用意されている。
  • 学歴・職歴欄が広い。 (A4判の場合、右ページの上部まである)
    キャリア・スキルをアピールしやすい
  • 性格や趣味・特技などをアピールする欄が個別に用意されていない。
    (志望動機と一緒になっている)
    人柄をアピールしにくい

 

という様な特徴があります。

KOKUYO株式会社 等のメーカーが製造しているので安心できる面もありますが、コンビニや100円ショップでは転職用の履歴書は販売されていない、または種類が少ないので、文房具店や大型雑貨店で比較しながら、自分に合った履歴書を選びましょう!

履歴書は自分を企業に売り込むための大切な書類です。
「どうやって埋めよう」と考えるのではなく、「どうすれば自分をアピールできるか」を考えて書きます。「守り」ではなく「攻め」の姿勢で書きます。